不完全ゆえに美しい
上長は仕事のリーダーであり、教師は勉強のリーダーであり、親は生活のリーダーです。
リーダーが人格者であり、能力があるに越したことはありませんが、私は、あまりそれを気にしないほうがよいと思います。
あまり立派な人の下では、部下や子どもは息がつまる。
不十分さ、不完全さはむしろ、人びとに魅力として映ります。
本阿弥光悦の「茶碗」は不完全ゆえに美しいもの。
彼は、満足なものを喜ぼず、傷のないものは捨てたといいます。
弱点やすきを見せない人には、部下も子どももついてはいけない。
わかっているような顔をしないで、「今これで困っているんだ」と、部下に、子どもに訴えることです。
同様に、リードも不完全でよいのです。
リードもやはり、一発必中の"ミサイル型"ではなく、"高射砲型"です。
それしかできないのです。