他人と比較しないこと
何かを達成したとしても、すぐに新たな比較の対象が次々と現われるだけなのです。
"よりいい車"が欲しい、手に入れる。
しかし、それはいつまで"よりいい車"なのでしょう?
恋人でも、自分の肉体でも"人よりもっと"という状態は、一度手に入れてもいずれそうでなくなるのがこの世の定めなのです。
頭の柔軟性を欠くと、記憶にある怖れや渇望にとらわれ、わたしたちは過去の反応を繰り返し体験することになります。
また、人にしろ食べ物にしろ、好き嫌い、善い、悪いを決めてかかってしまえば今、目前にある事実、すべてを包み込む静かな一瞬を自ら遠ざけてしまうことになります。
頭は心への入り口。
そこから美しい楽園までの道が開けるか、詰まっているかは頭の使いようにかかっているといえるでしょう。
自分が考えることを怖れるには及びません。
なぜって、考えというのは自分の頭の産物だから、その方向性や中身はいつでも取り替え可能です。