幸福へのカギ
リラックスして柔軟であればわたしたちは充足感を感じます。
かたくなでいるときは不満が多くなります。
つまり、幸福へのカギは、人々を思い通りに動かしたいという要求を手放すことにあるのです。
2歳児をコントロールしようとしても不可能でしょう?
下痢をコントロールしようとしても不可能でしょう?
どんな偉い人、どんな尊い人であっても……。
だから、事実は単純なんです。
みなさんもわたしも、人生においてコントロールできることはこれっぽっちもない、ということです。
だから新年の誓いで断つことに決めた、酒、たばこ、甘いものへの欲求が断てないのです。
ましてや他人のことを思い通りにできるなど、考えるほうが滑稽だといわざるを得ません。
過去のスピリチュアルな指導者で偉大だった人たちはだれも結末をコントロールしようとしませんでした。
たとえばキリストは弟子たちの目を一時間開けさせておくことさえできなかったといわれています。
こういう人々の優れたところはたとえ目の前の結果が絶望的だったとしても、一貫して弟子たちとまるごと向き合い、真摯に指導し続けたということです。